
Q: どうして鼻からだと苦しくないのですか?
A: 鼻からの検査の大きな利点は内視鏡で舌を触れませんので、口からの検査のときのように「ゲッ」と
なりません。検査中は私たちと会話をしながらできますので、とてもリラックスして想像以上楽な検査
を受けていただけます。
Q: 鼻は痛くないのですか?
A: 口からの検査のときに使うゼリー状の麻酔剤を、この場合は鼻の中に入れて十分に麻酔をしてから
内視鏡を入れますので鼻は痛くありません。
Q: どんな胃の内視鏡でも鼻から入りますか?
A: いいえ無理です。じゅうらいの胃内視鏡は外径が9.5~10mmですが、FTS社製の(上下左右でア
ングルが稼動する)世界でもっとも細い内視鏡を使って鼻からの検査をしています。
Q: 誰でも鼻からの検査ができますか?
A: 99%以上の方に鼻からの検査を受けていただいています。例えば鼻中隔彎曲(スポーツや事故など
で鼻の曲がっている方)のある方や副鼻腔炎(蓄膿症)のある方でもほとんど大丈夫です。但し200人
に1人の割合で生まれつき鼻空(鼻の中)の狭い方がいますので、そのような方には鼻からの検査は
できません。
Q: 花粉症などの鼻アレルギーがありますが鼻からの検査ができますか?
A: 鼻からに検査をしてもほとんど大丈夫です。鼻を刺激しますから、極端に検査後にくしゃみが出たり鼻
水が出たりしますが、問題なくできます.。
Q: 鼻からの検査の合併症は?
A: 内視鏡で鼻の粘膜が壊れて、50人に1人の割合で少量の出血が見られます。その場合でも薬のついた
ガーゼを鼻の中に詰めてしばらく待っていただくだけで大丈夫です。その他には極稀にくしゃみや鼻水
が出ることがあります。
Q: 鼻からの検査は健康保険でできるのか?
A: 口からの検査と同じように保険の適応になっています。
Q: 鼻からの検査はどこの医療機関でもやってくれるのか?
A: 以前よりは徐々に広まって検査を受けていただき易くはなりましたが、今のところ全国でも限られた医
療機関でしか受けていただけません。鼻からの検査の可能な医療機関を記載してありますのでホームペ
ージを参照してください。
Q: 細い内視鏡だと従来の内視鏡と比べて病変の見逃しが増えるのでは?
A: 心配いりません。視野も変わりませんし、より高画質になって診断能力も遜色ありません。
Q: 細い内視鏡で治療はできるのですか?
A: もちろんできます。専用の細い器具がありますので、従来と同じように組織の切除もできます。
Q: 鼻からの検査は口からと比べて検査時間の違いはありますか?
A: まったく変わりません。楽に検査を受けていただけるので、かえって検査時間が短く感じられます。
Q: 鼻からの検査をするときの利点は他にもありますか?
A: 食道・胃・十二指腸といった従来の場所意外に、鼻の中(鼻空)や、のど(咽頭・喉頭・声帯)もゆっ
くりと観察できるので、耳鼻科的な病気も見つけることができます。